
岡崎の家(I-HOUSE) 写真:小林俊之
子供を大事に思い、部屋を与えました。
子供がかわいがるあまり、部屋に何もかも取り揃えました。
子供を自由にしてあげたいと、部屋に入らないようにしました・・・
子供の部屋を「ワンルームマンション」にしてはいけません。
子供に愛を与えることと、ただ物を与えることを間違えると、子供は贅沢だけを覚えます。
部屋に変な「いごこちの良さ」が生まれた結果、子供はひきこもってしまいます。
子供は知らぬまま、環境によって未来への夢を摘み取られてしまいます。
子供部屋は小さくてもいいと思います。
たとえ不快な部屋であってもいいと思います。
どうしても一人になりたい時にだけ、
小さなスペースがあればそれでいいのではないかと考えます。
隣の部屋から音がもれようと、お互いが気づかい合って生活する。
自分以外の誰かの視線や足音、人影を感じながら生活する。
家の中でのプライバシーの不完全さは、家族内にいくつかのルールをもたらします。
そんな家族が大きなスペースにみんな集まって、勉強し遊んで、食べて、語らう・・・
そんな住まいが理想的なのではないでしょうか。
そんなルールが社会でのルール、他者へのやさしさの基本になるのではと思います。