一級建築士事務所 設計組織 Den Nen Architecture

W.DECO                                                                                                        2004

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上賀茂郷という京都市内ではめずらしい農村型の集落にたつ学生向けマンションです。
この地区は1999年に景観形成地区に指定され、地域の歴史的景観にマッチした建築意匠が必要となっています。
そこで外観は木格子、しっくい調の塗装、金属板による寄棟など日本の伝統的なモチーフを踏襲しています。
しかしながら実際には、その材料は木→ガンバツ材、しっくい調塗装→光触媒塗装、金属板→フッ素コートのガルバリウム鋼板、
と耐久性やメンテナンス性の高い現代的な材料と選択しています。収益物件では不可欠な材料選択条件です。


上賀茂郷の特色である土塀を残すよう計画しています。
市からの要望で交差点に位置する蔵も改修し、オーナーの納戸のまま利用しつづけています。



エントランスの昼景と夜景

 
左/隣家の窓をさえぎるよう、採光と通風を得られるように角度を調整したルーバー
右/防犯用と目隠しのルーバー




学生対象であることから、住戸の構成はバリアフリーとは無縁で、ほとんどの部屋に階段があります。

1階は床が下がり、2階は天井が高い。
3階は床が上がり、メゾネット上階への段数を減らしている。
天井高さは2.8M以上とり、空間に抑揚を与えています。

断面計画に工夫をこらした、住戸計画です。


エントランス棟上部の部屋


最上階メゾネットタイプの部屋。


1階の部屋。GLより少しさがった位置に床がある。
右/窓の向こうは専用庭

所在地  京都府京都市
用途   学生マンション(15戸)
敷地面積 652.75㎡
建築面積 297.74㎡
延床面積 602.37㎡
規模   地上4階建
構造   壁式構造
竣工年  2004年

構造設計 (有)エス・ディ・ルーム
設備設計 
(有)建築環境研究所/阿部成人
施工   野口建設株式会社
写真   小林俊之(
一部

□キーワード
デザイナーズマンション
学生マンション
賃貸
京都
景観形成地区
メゾネット
コンクリート打放し


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