シンタロウもまさしも
書いてるので書くこともいまさらないんですが
彼らが何故せっせとレポートを書いてるか?
当事務所では展覧会や建築にまつわる映画や講演会へいき
ブログにレポートを書くと入場料と電車賃を彼らに支給しているからです。
がんばって勉強なさいって感じです。
まだ「建築見てきました!!」って経費請求がないなぁ。
関西ぐらいなら建築もどしどし見に行って下さい。
あまり遠くの経費請求は困るけど近距離なら…まあOKです。
で、少しだけペロー氏の講演会感想。
「WRAP=包む」をテーマの作品解説。
基本は「合理的なボリューム」である「FUNCTION=ARCHITECTURE」を
メタルファブリックでもって「洋服」のように「包む」作品の数々。
「ARCHITECTURE」と「洋服」の中間領域が街と建築をつなぐ
「開かれた公共的な空間」になるようです。
まあなりますね。
ガレリアの亜種、商店街のアーケードの変形バージョンです。
でもホントに気持ちええ空間になるんかなぁ。
気持ち良さそうな場所も散見されたけど
気持ち悪そうな場所も多々ありそう。
ちょっと無理がある作品も見受けられました。
「包む」ってことでは一番かっこよさげなピノー財団のコンペ案が
一番無理のある中間領域を持ってたかな。
それでちょっとテンション下がり気味になりました。
メタファブで「包む」のではなく緑の大地でもって「建築」を包んだ
EWHA(韓国のキリスト教系大学らしい)はよかったです。
きっと仮設が撤去された瞬間に街並みが一変しただろうなぁ
建築の構想が都市の景観や機能に
ダイレクトに影響を与えることができるそんな作品でした。
建築のダイナミズムここにありって感じです。
メタファブは新しいものを研究中だそうです。
ABC商会があつかってるようなものとは
また別なもんを構想中のようです。
会場には京都デザイン専門学校の西川女史。
建築家の柳川賢次さんがおられました。
他にもたくさんの方々が来てらっしゃたんだろうね。
またなぜか広島の谷尻クンもいました。
和歌山での打合せの帰りに寄ったみたい。
馬力あるわ。