青森へ行ってきました。
WA-Quの活動で昨年のミラノサローネにて発表した椅子、
「遠い森のことば」https://www.den-nen.com/exhibition2.htmlを制作してもらった
ブナコさん。http://www.bunaco.co.jp/
その工場見学がてら、青木淳さんの最新作/青森県立美術館や弘前/前川国男建築群も見学です。
ここ何日間かでいろいろ紹介させていただきます。
で、外観…。
無防備な外構。
この無防備さが遺跡の中の敷地、縄文的な感じが出てていい雰囲気。
なんとも中心がなく、力のない外観…と思いながら近づく。
どうも外壁はレンガタイル?の上にペンキを塗っているもよう…。
どうにもこうにもなんでわざわざペンキ?
しかもレンガなん?!と素直な疑問をいだきつつ
旅のおともに持っていってた日経アーキテクチャーでの解説を読むと
「時間性を消し、いつの時代に建ったのかわからないような雰囲気をつくろうと思った。(後記略)」とのこと。
なるほど、これはまだ完成ではなくペンキがはがれてきた時が外観の完成の時ということか。
ある意味メンテナンスフリーで現代的な要請に応じたキッチュな計画(苦笑)
遺跡ちっくで、ノスタルジックな風景になるのかな。
津軽塗りという漆の研ぎだしの技法があるけど
そんな地元の工芸技法のことも意識してるのかな?
考え過ぎ? by スミ
写真上から、1. 外観
2. 数ある入り口のうちのひとつ。
青の木マークのネオンとサイン、そして蛍光灯のブラケットの3点セット
3. なんと軒天にもレンガが!!落ちてこんのかいな?!
これも落ちてしまった時が完成のとき?(汗)
ダウンライトもきちんと同面あわせ。工事ご苦労さまでした。
4. メインエントランスの大キャノピー
5. 写真4の床の目地には砂利が。