会期終了まであとわずか!!
「イサム・ノグチー世界とつながる彫刻―展」
in滋賀県立美術館行ってきました。
突然、スミ「行くゾ」と
事務所から車を走らせること30分!?もう少しかかっているでしょうか。。
あっという間に到着。
皆さん「イサム・ノグチ」といえば??
大きなプロジェクトでは_パリのユネスコ本部の庭園
・ ニューヨークのチェイス・マンハッタン銀行プラザビルの沈床園・北海道のモエレ沼公園・
遊具や「あかり」シリーズも有名!彫刻作品も吸い込まれる様に見入ってしまいます。
今回は彫刻作品メインの展覧会。
イサム・ノグチの彫刻観の展開を、「顔」「神話・民族」「コミュニティーのために」「太陽」
という4つのキーワードから分類し、様々な素材による彫刻(金属彫刻、陶彫、石彫など)と
模型、舞台セットなど72点の作品を通して、その活動の全貌を捉えようとするもの_
とのことです。
さすが世界の「イサム・ノグチ」
作品に込められたエネルギーが違います。
個人的に気に入った作品は〜各4つのキーワードより1つずつ、
「顔」より「個我」がなぜか頭に残ってます。手だったのかな?
指6本??とか思いながら観てました(笑)
「神話・民族」では
マーサ・グラハムのダンス『暗い牧場』のための舞台装置
《花咲く枝》等、象徴性があるのか、とても印象的。
&彫刻作品の中にもありますが、洗練されたものの中にユーモアを伺えます。
舞台公演の映像も流れていましたが、
ダンス?もカッコよかったです!DVDは出ているのでしょうか。。
「コミュニティのために」よりは
「プレイグラウンドの模型」でしょうか。
いずれも実現しない計画でしたが「地形に沿ってつくられたグラウンド」想像力豊かな
子どもたちが大地を感じられるようなプレイグラウンドをめざすというものです。
それらは球面状のマウンド(小山)、トンネル、正三角形といった根源的な形をもった
構築物であり、それらの構築物を地形の起伏に沿って配置していった計画。
構想段階の作品を見るというのは、本当に刺激的。
実現していたら、より一層楽しめたんだろうな、と思いました。
「太陽」
4つのキーワードより1つと言いつつ、良いのが多く、悩んでいたのですが〜
太陽は特に悩んでしまいます。
やはりここは「真夜中の太陽」で!
あと「黒い太陽」も印象的でした。
共に。石に意思を込める(囲碁みたく??)かの様に、エネルギーの集積を感じさせる
宇宙の広がりを感じます(いやホント)。
平日なのに、人足が多かったです。
子供たちなんかの視線で見ると、どの様に感じられるんでしょうね。
展覧会の会期
2006年7月8日(土)〜9月18日(月・祝)まで
実は数年前、香川にある庭園美術館にも行ったことがあります
HP↓↓
http://www.isamunoguchi.or.jp/gamen/home.htm
美術館の外と内で、それぞれ見た印象が違う_のはあたりまえかもしれませんが、
小さな作品の表情を追うのは、美術館内部の方が集中しやすいのかなぁと、今回
思ったものの、やはり彫刻の存在、在り方の様なものがリアルに伝わってきます。
壮大さ、遠心・求心的に彫刻が開放されたような場所、エネルギーの発着点!
庭園美術館_
有意義なひととき、オススメです☆
&予約制です!
外部の展示といえば、越後妻有トリエンナーレ、、、(汗)
後日UPします!!
シンタロウ