ずいぶんと遅いアップになってしまったけど
後期展へも行ってきた。
完成度の高い応挙よりは自由奔放な芦雪に惹かれるのだけれど
後期展はなんといっても応挙の雲龍図につきるかなぁ。
写真で見るとたいしたことはなさそうだけど
その前にたたづむと画面の中に吸い込まれそう。
龍の表現もさることながら、
その背景に広がる雲の表現がホントに迫力満点。
現代でも映画や漫画に龍が数多く出てくるけど、
みんなみんなこの雲龍図をモチーフに描いてるんじゃないかと思えた。
そもそも雲龍図の系譜はいかに?
どこの誰が最初の雲龍図を、また龍を描いたんだろう?
雲龍図の歴史を研究しているヒトはいるんだろうか?
様々な雲龍図。
ベストオブ雲龍図は誰のどの時代の絵なんだろう。
また芦雪。
群猿図を見て感じたけど動物画の「目」に特徴がある。
ふざけたかわいらしさや生っぽさが同居した感じ。
まさに絵に命をふきこむ「目」である。
これもなかなか写真では確認できない。
是非美術館へ。
とはいっても、もう会期は終了してます。
どうぞこれらの絵を求めて右往左往してください。
あしからず<(_ _)>