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のだめと敬愛なるベートーベンとNo.9と西本智実

奥サンに引っぱられて西本智実+京都交響楽団のNo.9を聞きに京都コンサートホールへ。
お金を払って、入場する初めてのクラシックコンサート。
この磯崎先生設計のコンサートホールに入るのも二度目。
完成したばかりの時に、市民向けのお披露目コンサートに
行ったことはあるけどそれ以来。
今回は大ホールでのコンサートだったけど、とても綺麗なホール。
天井にランダムな突起が無数にあって、
そこに照明等の設備機器が納められている。
きっと音響的な効果も期待してのデザインになっているのだろう。

それはともかく、まったく興味がなかったクラシック。
子供につられて月9の「のだめカンタービレ」を見始めたのが運の尽き。
このドラマ、モーツァルトを描いた大好きな映画「アマデウス」と同じぐらい
音楽の素晴らしさを描いているように思う。
作品が生み出された時の背景や情景を描くことで
音楽の楽しさや美しさ、
作品が生み出されることへの苦労や喜びの表現が素晴らしい。

今回もコンサートへ行くことが決まってたので
ついでに映画もみちゃえってことで
「敬愛なるベートーベン」を見て、予備知識を得てからコンサートに行った。
この映画、フィクションではあるんだけれど
天才作家の強烈な個性を描いている。
廻りに対する配慮を欠く人格ではあるんだけれど
いざタクトを振るとオーディエンスをうならせ感動と涙に巻き込む。
No.9のシーンは圧巻。
たった12分だけだったし、第3章はカットされてたし
完全版の映画がつくられるなら是非1〜4章までを映像化してほしい。

映画を見たからって、No.9の予備知識を得られたわけじゃなかったけど
つづいて「西本智美+京都交響楽団」。
CDで聞いていたNo.9とも映画のNo.9とも違う
女性指揮者らしい?清廉としたNo.9のように感じた。
忙しいからか、よりスレンダーというか痩せた(奥サン談)西本智美の
懸命で少しチャーミングなタクト。

それにしても指揮者だからといって
燕尾服きなきゃならんのですかね。
西本智実は美人だしかっこいいし、お似合いだけど…すっかり宝塚です。
女性らしいファッションでタクトを振ってもいいのになぁ
それは御法度なんでしょうか…。







































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