まさしにつづいて
前川國男建築展&日本の現代住宅1985-2005展へ
(概要は略します)&(写真は京都会館です)
濃厚です。
美味です。
興味津々。
かなり勉強になる上、楽しめました。
まずは日本の現代住宅1985-2005展
日本の現代住宅の方はエントランスに著名人の代表作(模型)がズラリ。
奥には1/50?の断面模型。
現代住宅の試みが見渡せます。
小耳にはさんだり、雑誌や本、ネット等で少し知っていた程度のまばらな情報。
系統、時間軸なり、自分できれいにまとめられていなかった「現代」が
こうして見て取れる。趣旨通り、、とても勉強になります。
さらに前川國男建築展へ
こちら4つのゾーン、展示スペースに分かれており、
年代順にパネル・模型が並べられています。
圧巻。すごい迫力です。
建築にみなぎる静かなエネルギー。
/本物はもっとすごいけど、こうして全体をみると、建築行為の
いろんな意味や、力を感じます。
作品の中で、京都会館を発見。
京都会館といえば、昨年度、この前川國男生誕100年記念としてシンポジウムが
行われておりました。
内部を見れるということで、その時撮った写真をUPします。
・音楽ホールの上部から、照明、スポットを照らす裏方部からのショット。
・舞台から客席を臨んだショット。
・屋上に登ってショット等です。
その他どの時期に建てられたものも大変魅力的でした。
時代背景も説明されていて、話は広がって行くばかり。
もっと勉強すれば、話がつながって行って楽しいんだろうなぁと思い。。日々勉強。。。
図録は買って帰ったものの、やはり展示だと、やっていることが明確に見て取れて
いいんだなぁと思いました。
前川國男はこう言った。
「建築は現在の私にとりましては芸術であるかどうかは一向にかまわぬ事であります。
あるいは建築自身さえあるかないかさえも少なくとも私には一向に差し支えないので
あります。便器とか洗浄器とかガラスとか鉄とか坂路とか先人によって認められた材料
、または構作物を正直に、純真に組み立てていく仕事の喜びをまず私のものとしたい。
建築の理論を最後の一歩まで押し進める力は、口でもない手でもない、やはり建築家
それ自身の生活力または生活意識そのものであります。
フム。。