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若沖展/釈迦三尊像と動植綵絵120年ぶりの再会

少し前になるけど行ってきました。
120年ぶりの再開!
いま見逃すと今世紀中にはみれない!!…との
うたい文句につられて…行ってきました。
しかも雨だというのに80分待ち…。

作品に関しては、もう感想不要でしょう。
すごい。
ホントに異能のヒト。
モチーフがおかしいもん。
たとえばこの写真。
ハートマークの尻尾に流し目の鳥。
いくら鳳凰とはいえ…ありえない。
きっとタイムスリップして現代をあらかじめ体験した上で絵を書いているとしか思えない。
さらに細部の精緻の極を超えた表現はその中に神が宿るがごとき。
圧倒的な技術と想像を超えた表現を目の当たりにすると
人知を超えた神話性をその作品に感じてしまう。
ヒトを感動させるって、時を超越する芸術ってそういうことなんだな。

部分と全体
光と闇
生と死…
まさしくモノを表現することって
昔も今も、建築も絵画も同じだと…あらためて感じた一日でした。

*写真「動植綵絵・老松白鳳図 宮内庁三の丸尚蔵館」
























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