07/07〜07/20までという、恐ろしく上映期間の短い的を獲ての最終日、
久々に映画を見てきました。
題して「スケッチ・オブ・フランク・ゲーリー」
http://sketch.cinemacafe.net/
http://www.cinemacafe.net/special/gehry/
東京でもやっていたと(見逃したと)友人が言っていたのですが、何故こんなに短いのでしょう。
なんて話はさておき、
「フランク・ゲーリー」大学時代はちょうど脱構築主義まっただ中・・が過ぎた頃合い?、おかまいなしに、いろんな建築を知る年頃。
1万円超えの本を買って、かじる様に見ていたものです。
しかしながら、写真<映像< です。当然建築は自分の足を運んで空間体験してなんぼ、とは思いますが、これはこれで非常に良いです。何より建築紀行の意欲が湧きます。
作品だけでなく、フランク・ゲーリー本人や、建築家フィリップ・ジョンソンから有名なアーティストのコメントが盛り込まれ様々な角度からの見解が伺えます。
フランク・ゲーリーの代表作といえば・・多々あるのですが、
(Wikipedia等参照下さい。http://ja.wikipedia.org/wiki/フランク・ゲーリー)
第一声はまず「ビルバオ・グッゲンハイム美術館」(1997年スペイン)ではないでしょうか。
映画の中にも出てきたのですが、美術館の館長?が「奇抜な建物に見えて、前からそこにあったかの様に街に馴染んでいる」と言ったのが印象的でした。パッと見は奇抜も奇抜な形態をした建築ですが、従来の工業都市の匂いがそうさせるのか、大きな建物に安心感や親近感を覚えるのか・・。
(ビルバオ=グッゲンハイム美術館竣工前後から、現在も観光とサービス業に軸足を移すために再開発が進められているそうです。)
ゲーリー自邸 1978年 から
ヴィトラ本社ビル(独・ビルスフェルデン)1994
ヴィトラ・デザイン・ミュージアム
ナショナル・ネーデルランデン・ビル (通称「Dancing Building - "踊るビル"」または「Fred & Ginger」1995
DG銀行ビル(独・ベルリン/1999 )
ウォルト・ディズニー・コンサート・ホール(米・カリフォルニア州・ロサンゼルス/2003)
等々、映像が盛りだくさんです。
&個人的に_どれも良いのですが、マギー・センター(英・スコットランド・ダンディー/2003)
に一票☆
DVDが出たら買いです!
建築以外でもご活躍のフランク・ゲーリー。
映画には取り出されませんでしたが、972年に発表した段ボール家具「イージー・エッジ」シリーズや合板を素材とした「クロス・チェック」シリーズなどが有名ですね。
&彼のデザインしているジュエリー。フランク・ゲーリー・コレクションとしてティファニーから発表されています。要チェックです。
映画の後は、呑みにつれて行ってもらいました☆
COCON烏丸↓↓ 地下に行ったのは初めて。
http://www.coconkarasuma.com/guide.html
どこも良さげ。キムカツが美味いとのウワサです。
慎太郎