知人に連れられ蔵丘洞画廊さんという所へ。
少し前にもその蔵丘洞画廊さんとお会いする機会があり、
今回、リニューアルした蔵丘洞画廊さんのオープニグ展にお邪魔した。
オープニング展は木村菜穂子さんという方の個展。
今回発表されたのは「KUGUTU」というシリーズ。
リト?ガッシュ?何だろうと、よくよく見てみると染めによるものらしい。
しかもヒラヒラと浮きたつような立体感もある。
蔵丘洞画廊さん話によると、「真実は隠されたものの中にある」という考えのもと、 これらの人物画が制作されたようだ。
下の古事記を題材とした「KUGUTUイザナミ」という作品では 女性が着ている着物をめくることができる。
この絵を所有する人だけの楽しみが用意されてるというわけだ。
(見せてもらったけど…秘密♪)
京都発の現代作家であることを十二分に意識し、その技術、歴史感、モチーフを 非常にcoolに表現しつくした絵だと思うし、 実際、先日のアートフェア東京でも随分と評判がよかったらしい。 技術的完成度が高く、ゴージャスだし、ポップでもあり、古き日本と現代日本が共存する。
4月26日(土)まで。
蔵丘洞画廊http://www.zokyudo.jp/html/schedule.html